データの見方
脚質の扱い
脚質は二つ目のコーナー通過時のポジション
馬番・騎手データの扱い
過去の同コースで行われたレースで複勝圏内に入った馬の 馬番・騎手・脚質 をセットで表示しています。
前走成績の見方
勝ち馬の過去出走レースを集計し、どのコースが好走につながりやすいかを分析しています。
脚質傾向分析|直近5レース vs 過去5大会の比較から見える展開予測【皐月賞編】
「どんな脚質の馬が有利なのか?」
これは馬券戦略を考えるうえで、毎年注目される重要なポイントです。
今回は、
中山芝2000mの直近5レースの傾向と、
皐月賞過去5大会の脚質傾向を比較しながら、
今年の展開予測を行っていきます。
脚質傾向の比較
脚質 | 直近5レース | 皐月賞 過去5大会 |
---|---|---|
先頭(逃げ・先行) | 6回 | 4回 |
先団(好位) | 5回 | 5回 |
中団 | 2回 | 4回 |
後方(差し・追込) | 2回 | 2回 |
傾向から見る展開のポイント
直近の傾向:前で運べる馬が優勢
最近の中山芝2000mでは、逃げ・先行タイプが好成績を残しています。
「先頭」6回、「先団」5回と、レースの流れを作った馬がそのまま粘り込む展開が目立ち、
差しや追い込みの馬にとってはやや不利な傾向が続いています。
皐月賞の傾向:先団〜中団が中心
過去の皐月賞では、前目に位置した馬が優勢ながらも、
「中団」からの差し切りも複数回見られます。
展開次第では中団に控えた馬にも十分チャンスがあり、
単純な前残りでは決まらない可能性も考慮すべきでしょう。
今年のポイントまとめ
- 近年の傾向から、前で運べる馬は引き続き有力候補。
- 皐月賞の過去傾向をふまえると、好位〜中団の総合力型にも注目。
- ペースや枠順によって展開は変化するため、逃げ・先行タイプだけに固執するのは危険。
- 前に行ける脚質+持続力のある馬を中心に、流れを見極めたい。
枠順(馬番)傾向分析|中山芝2000m&皐月賞の有利ポジションはどこか?
枠順の有利不利は、特に中山芝2000mのような内回りコースでは重要なファクターです。
今回は、直近の同条件レースと皐月賞の過去5大会を比較し、どの馬番・脚質が好走しているかを見ていきます。
馬番別の好走傾向(脚質別)
【直近レースからの傾向】
馬番 | 回数 | 脚質内訳 |
---|---|---|
5番 | 3回 | 先頭×2、後方×1 |
7番 | 3回 | 先頭×2、先団×1 |
14番 | 2回 | 中団×1、先頭×1 |
2番 | 2回 | 中団×1、先団×1 |
4番 | 2回 | 先団×1、先頭×1 |
3番・8番・10番 | 各1回 | 先団・先団・後方 |
→ 特に7番・5番・4番などの「中〜外寄り」で先頭を取った馬が好走しているのがポイントです。
内枠不利というわけではありませんが、「好発から前に行ける馬」が鍵を握ります。
【皐月賞 過去5大会の傾向】
馬番 | 回数 | 脚質内訳 |
---|---|---|
12番 | 3回 | 中団×2、後方×1 |
13番 | 3回 | 先団×2、先頭×1 |
7番・8番 | 各2回 | 先団・先頭傾向強め |
1番・14番・16番・18番 | 各1回 | 中団〜先団系中心 |
3番 | 1回 | 後方 |
→ 皐月賞では「13番・12番」といった中〜外枠から先団〜中団で運んだ馬の好走が目立ちます。
特に13番は先団・先頭で安定した結果を出しており、注目枠と言えるでしょう。
枠順の傾向まとめ
- 直近傾向では「5番・7番・4番」などの前で運んだ馬が優勢
- 皐月賞では「13番・12番」などの中〜外枠から差し届く展開もあり
- 枠順そのものよりも「ポジションを取れるかどうか」が結果に直結
- 特に先頭〜先団で粘れるタイプは、馬番に関係なく警戒が必要
騎手傾向分析|直近レース vs 皐月賞の実績比較
騎手ごとの脚質傾向は、展開予測や馬券検討において非常に重要なファクターです。
とくに「どの騎手がどの位置取りで結果を出しているか」は、競走馬の能力以上にレース結果を左右することもあります。
今回は、中山芝2000mの直近レースと皐月賞過去5大会のデータから、今年出走予定の騎手に焦点を当てて分析します。
騎手別の脚質傾向(直近レース)
騎手 | 回数 | 脚質傾向 |
---|---|---|
戸崎圭太 | 2回 | 先団×1、先頭×1 |
横山和生 | 2回 | 先頭×1、後方×1 |
モレイラ | 1回 | 中団×1 |
岩田望来 | 1回 | 先頭×1 |
川田将雅 | 1回 | 先団×1 |
松岡正海 | 1回 | 先団×1 |
→ 戸崎圭太・横山和生ともに異なる脚質で好走実績あり。
特に戸崎は先団・先頭両対応、横山和は極端な位置取りの対応力がうかがえます。
騎手別の脚質傾向(皐月賞 過去5大会)
騎手 | 回数 | 脚質傾向 |
---|---|---|
モレイラ | 2回 | 中団×2 |
川田将雅 | 2回 | 先頭×2 |
戸崎圭太 | 2回 | 先団×2 |
ルメール | 1回 | 先団×1 |
横山武史 | 1回 | 先頭×1 |
→ 川田将雅は2戦ともに先頭で勝負し好結果。
また、モレイラは中団からの差しに特化しており、ペースが流れると一気に浮上の可能性も。
戸崎圭太・ルメールも先団で安定して好走。
騎手傾向まとめ
- 川田将雅:先頭での信頼度高く、主導権を握る展開で強い
- モレイラ:中団から差してくる脚質が特徴
- 戸崎圭太:前目での立ち回りに安定感あり
- 横山和生:極端な位置取りの変化に注目。展開次第で穴にも
前走コース成績分析|皐月賞勝ち馬の傾向をデータで読み解く
皐月賞で好走する馬は、どのコース・条件で強さを見せてきたのか?
過去5大会の勝ち馬の「皐月賞以前のレース成績」から、特に頻出していた前走コースをピックアップし、タイム・上がりの水準を整理しました。
東京 芝1800m
馬場 | データ数 | タイム(最速 / 中央値) | 上がり(最速 / 中央値) |
---|---|---|---|
良 | 6 | 1:44.5 / 1:48.0 | 32.6 / 33.3 |
稍 | 1 | 1:48.1 / 1:48.1 | 34.0 / 34.0 |
- 全体の出走数・実績ともに多い王道前哨戦コース
- 最速は1分44秒台+32秒台の切れ味で、勝ち馬レベルのスピードと瞬発力を示す
東京 芝2000m
馬場 | データ数 | タイム(最速 / 中央値) | 上がり(最速 / 中央値) |
---|---|---|---|
良 | 2 | 2:02.0 / 2:02.15 | 33.4 / 33.4 |
- データ数は少なめだが、平均的に上がり33秒台の加速力が必要
- タイムも標準的で、持続力よりキレ味重視の印象
中山 芝2000m(同条件)
馬場 | データ数 | タイム(最速 / 中央値) | 上がり(最速 / 中央値) |
---|---|---|---|
良 | 2 | 2:01.4 / 2:01.8 | 34.5 / 35.15 |
- 皐月賞と同舞台。前哨戦としての直結度は高い
- 目立った高速決着はなく、持続力タイプが好走しやすい傾向
総合ポイント
- **東京芝1800m(良馬場)**は最多出走・最多好走コース
→ スピード&切れ味を兼ね備えたタイプに注目 - 中山芝2000mで好走していた馬も皐月賞への適性は高い
→ コース形態やラップ構成が類似しており、再現性がある - タイムや上がりの水準が明確に優秀な馬は、舞台が変わっても信頼度高め
競馬依存症の管理人Yが買いたい一頭
ここまでのデータをもとにして
私、競馬依存症の管理人Yが
買いたい一頭は・・・
決まり次第更新します!
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